世界で最も権威のある総合学術雑誌のひとつである Nature に「健全な大人にはドラッグの使用が許可されてしかるべき」という論文が掲載されているみたいです。
ドラッグは集中力を高め能力を高めるのに役立つという内容で、ドラッグの作用はコーヒーを飲んでカフェインを摂取するなどの他の方法では得られない効果があるということのようです。
ナチュラルドラッグに関して言えば、確かに酒やたばこに比べても害が少ないような気がします。子どもや不健全な大人が使うと問題ですが、それはどんなものについても言えることなので。
オランダではナチュラルドラッグを合法的に使用することができますが、アメリカやヨーロッパの他の地域より危険だと感じたことは一度もありません。現地の友人の話では、吸いすぎて飛んじゃってるのはイギリス人が多いそうです。ほんとかな・・(^_^;
紀元800年〜1,300年ごろに中世温暖期と呼ばれる温暖な時代があったらしい。そのあと小氷河期と呼ばれる数百年がやってきて不安定な気候に苦しめられたことがわかっているんだけど、一般に温暖な中世にはヨーロッパでは豊作に恵まれ、大聖堂がたくさん建設されていい時代だったと考えられていた。
でもその同じ時期、実はアメリカ西部や南米、東南アジア、インド、中国、アフリカなどの地域では干ばつによる飢饉で大量の人が飢え死に、マヤ文明やアンコールワットをつくったクメール文明などもそのせいで崩壊した可能性があるらしい。
つまり1,000年前の地球温暖化はヨーロッパなど一部の地域に恩恵をもたらす一方で、かなりの広範囲で人間社会に破壊的な影響をもたらした。そしてそれは洪水よりもむしろ干ばつによる農業生産の破壊によるものだったらしい。
で、現代の温暖化はどうかというと、1,000年前と同じく多くの地域で水不足と干ばつによる飢えが予想される。しかも1,000年前よりもはるかに増えた人口が都市に集中し、より高度な水管理による集約的な農業に依存しているため、水不足には一層弱くなっているらしい。
上は世界の半乾燥および乾燥地帯を示した地図だけど、これらの地域は今後温暖化によって深刻な水不足が長期にわたって続く可能性がある。1,000年前にはそうした地域から人々が逃げ出して水のある土地へと移動していったことがわかっており、今後ほんとうに干ばつになったら、大量の難民が周辺の国々に押し寄せるだろう。
UNESCO の調べでは、今日でも世界の人口の5分の1近くは安全な飲み水の得られない環境で暮らしている。上水道のない地域に住む人は11億人にのぼり、約26億人が基本的な衛生設備もなく暮らしている。そうした人々の半数以上は中国とインドに住んでおり、熱帯アフリカにも数百万人がいる。今後、石油よりも水の方が貴重な時代が来るかも知れない。石油がない時代にも人類は生きてきたが、清潔な水がなければ生きられないだろう。
ニュースでは連日、アフリカのジンバブエで、きれいな水やトイレがないためにコレラが蔓延していると伝えているし、水がなくなればそうした危険地域はもっと広がる。今みたいに呑気に暮らせる時代はそう長くは続かないのかも知れない。
日本は幸い水が豊富なのですぐには心配なさそうだけど、世界中で干ばつにより食料生産が激減すれば日本人も食べ物を輸入できなくなる。水を売って食べ物を手に入れるのか、畑を増やして自給率を上げるのか、もしかしたらロボットよりも海水を淡水にする濾過装置なんかの方が需要が出てくるかも。いやはや、大変な世界になったものだ。
生命保険を掛けかえなくちゃいけなくなって、保険会社の説明を受けてきました。
15年とかのタイムスパンを考えると保険会社自体がつぶれるかも、というのもリスクとして考える必要があります。
そんなことを言えば株式だっていつ紙くずになってしまうかわからない時代だし、金の延べ棒ってのが一番安全かも?なんて話を友達としていて、結局子どもを育てて家族を養うのが一番安全な投資なんじゃないの?と思った次第です。
どうなんでしょう。少子化が問題になってるけど、将来のためにも子どもをつくりましょう!って言ったら出生率が上がるかな?
昨晩、インドのムンバイでテロが起きました。
有名なタージマハルホテルや鉄道の駅、レストランなどが襲撃され、多数の犠牲者が出た模様(CNN.co.jp:ムンバイで同時テロか、90人近く死亡 日本人も犠牲に)。
タージマハルホテル周辺は繁華街で、特にレストラン Leopold Cafe は観光客に人気があり常に満席状態の店。僕も先月初めに行ったときには2度も食事をした場所です(インド日記)。
危険な香りは全くしなかったけど、あの平和な街が突如として戦場と化すんだなーと実感しました。ぼくらの日常って意外と脆いのかも・・。
マッキンゼーが来年の「中国経済の7つのサプライズ」を予測していて面白いです。
友達がつくっているフリーマガジンを紹介します。
子育てに関心のある人は知ってるかもしれないけど「シュタイナー教育」というドイツ発祥の教育法に関する情報を発信しています。とはいえ固い感じの内容ではなく、ご覧の通りとてもきれいな雑誌で、僕も定期購読していたりします。
シュタイナー教育は、僕的な解釈だとアートを通じてなにか大事なものを教えるっていう感じかな?と思っています。
今どきの若者っぽい著者が、農業にかけるアツい思いやにがい苦悩をくだらない妄想やふざけた軽口に乗せてファンキーに語りかける魂の書。ていうか、文章があまりにも面白くてザクザク読んでしまいました。(^_^
悩みながらも自分の道を切り開きつつある感じが、ちょっといいな〜って思います。アツいような醒めてるような、真剣なようなジョークのような、そんなスタンスも逆にナチュラルで親近感があるし、自分とはぜんぜん畑違いだけどなんとなく「同志」な感じがしてしまいました。
おれもとりあえず頑張ろっと。っていう気持ちになります。下手な小説より遥かに面白い。これは名作です。
最近なんだかグーグルが好きになってきました。(^_^;
だって、書籍がデジタル化されたらもっと簡単に本が読めるようになるし、図書館に行かなくてもダウンロードで読めるとしたらとてもいい。返却期限とかもなくなるのかな・・?その辺りはよくわからないけど。
それから、読書人口もたぶん増えるんじゃないかな。
グーグルは基本的にいいことをやっているし、お金第一ではないことがよくわかってきた。そういうわけで、とくに嫌う理由はないわけです。
これまでの世の中は、流通や販売の部分にお金とパワーが集まっていたような気がするけど、実はものの価値はコンテンツにあるわけで、それを作り出す人の側へと少しずつパワーシフトが起こりそうな予感がする。
もちろんこれは僕にとって喜ばしい変化なんだけど。
以下はニュースから引用しながらまとめたものです。
米インターネット検索最大手グーグルは10月28日、デジタル化した書籍の検索サービス「Google Book Search」をめぐる訴訟で、米国の出版社や作家の団体との和解に合意したと発表。この基本合意によって、今後は電子書籍市場が急速に拡大する可能性がある。
グーグルは2004年、世界の主要大学の蔵書をデジタル化し、オンラインで検索・閲覧できるBook Searchサービスに着手した。これに対し、米作家協会や米出版協会(AAP)などが深刻な著作権侵害にあたるとしてグーグルを相次いで提訴。双方はおよそ3年にわたる交渉を経て、グーグルが総額1億2,500万ドルを支払い、業界側は同社に対する訴訟を取り下げることで合意した。和解金にはこれまでに無許可で複写された書籍の著作権料のほか、オンライン上での書籍の著作権管理や権利者への収益分配などを行う独立機関「Book Rights Registry」の創設費用、さらに今回の訴訟費用が含まれる。
無事に正式な和解が成立した場合、グーグルは出版業界と協力して希少本や絶版になった書籍などをデジタル化する計画で、米国のユーザーは全文を検索・閲覧し、購入できるようになる。こうした電子書籍販売の収益のうち、グーグルの取り分を除いた額が著作権使用料としてBook Rights Registry経由で作家や出版社などに分配される。
(Reuters, October 28, 2008 他)
最近、仕事していないときには英語のニュースを聞くようにしていています。
テレビがないので世界のニュースから遅れがちだし、ついでに英語の練習にもなります。
それほど真剣に聞くわけではないですが、だいたいなにが話題になっているかはわかるし、意外と同じ話題が繰り返し登場するのでちょうどいい勉強になります。例えば、今なら経済危機とアメリカ大統領選挙の話題で持ち切りです。
僕がよく聞いているのは KCRW World News というチャンネルで、イギリスの BBC とアメリカの NPR(米公共放送) が交代で24時間放送しています。というわけで、イギリス英語とアメリカ英語が半々で聞けます。
KCRW World News(iTunes で開いてください)
1990年代のボスニア・ヘルツェゴビナとユーゴスラビア連邦共和国との独立戦争で、実はアメリカの PR 企業がボスニア側に雇われて世界の世論を誘導し、セルビアをならず者の国として国連追放にまで追いやったという実話です。当時のユーゴスラビア連邦大統領ミロシェビッチはその後ジェノサイドなどの非人道的な戦争犯罪の容疑で逮捕されますが、そうした戦犯のイメージさえも PR 作戦によってつくられた部分もあったということです。ミロシェビッチは国際戦犯としてオランダ・ハーグの刑務所に入れられ、5年後に独房で死んでいるのを発見されました。PR 戦争に破れた結果、致命的な汚名を着せられ悲惨な死を遂げたわけです。首都ベオグラードはその後 NATO による空爆にもさらされ、西側の支援を受けて発展したセルビアの首都サラエボとの明暗がくっきりとわかれました。
メディア戦略と PR 技術が一国の命運を左右するほどの重大な影響力を持つという事実は衝撃的です。日本の政治家は PR のセンスなど全くなさそうなので、日本の外交力にますます不安が募ってしまいますが、かなり面白いドキュメンタリーです。